卒業式も近付き、中学生生活も終わりを迎えようとしてました。3年間の中で、一番居心地がよかったのは3年生の1年間でした。何でもないことで笑いあったり、先生も生徒の気持ちに近い部分もあり内心「卒業式なんか来ない。いつまでも皆とこうして過ごせる日が続く…絶対にそうだ」と思う自分がいました。

卒業式の定番の歌を音楽の時間に練習することになりましたが、この頃の定番の歌は「あおげば尊し」でした。二部合唱のハモりになってて、男子と女子と各々のパートの練習をしました。
実際体育館での練習は男子と女子と完全に分けて並んでたので、女子のパートに吊られると言うことはありませんでした。

その他は「蛍の光」「校歌」「君が代」だったためこれといった練習はなく歌の練習は殆ど「あおげば尊し」でした。
この頃、卒業式の定番の合唱曲となった名曲「旅立ちの日に」が誕生したのですが、その歌の存在を知ったのは誕生から20年以上過ぎてからでした。

次回に続く…