中学生生活も残り僅かとなり、いよいよ入試の時期となりました。最初に私立高校(滑り止め)、そしてその後少し期間を空けて公立高校の試験でした。
私立高校は誰でも入れると言われてたほど成績が悪くても入れる学校でしたが、成績が著しく悪い僕は不安で不安でたまりませんでした。
気休め程度の勉強をして、試験に挑みました。結果は…合格でした!
他の生徒も全員合格でしたが、泣いてる女の子もいました。合格通知を担任の先生に手渡された時「これはお守りだからな!次の公立も合格目指して!!」と言われました。

私立高校の受験を終えて次は公立高校受験です。実は公立高校はどこに行きたいのか自分でも分からず、家から最も近い学校を選びました。しかし、その学校は当日ガラが悪い高校で有名でした。当時で言うヤンキーだらけの学校だったのです。

試験はその学校で行われましたが、他の学校の生徒も受験に来てて、周りの席は見知らぬ人だらけでした。
結果は…不合格でした。
合格発表で合格者、不合格者と時間をずらして学校に行きました。「この人も落ちたの??」と意外な生徒もいて試験に落ちた人の大半が同じ私立高校に入学することになりました。

ひとまず大きな中学時代の課題は終えて肩の荷が下りる気分になり、暫く放心状態となったのでした。



次回に続く…