ピアノ調律師、ゼウスキのブログ

横浜市神奈川区在住、ピアノ調律師ゼウスキのブログ

    ファーストアルバム
    日高美子&Shinya
    『音の風景画』
    2019年12月24日発売予定!!

    ↓ ↓ ↓

    ピアノ調律のお仕事も受け付けています♪
    ブログ村に参加していますので、クリックをお願いします☆
    にほんブログ村 音楽ブログ 音楽活動へ
    にほんブログ村

    2016年06月

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    文化祭の合唱に向け、再び練習が始まりました。僕のクラスは成績優秀なばかりではなく、歌も上手い人が揃ってました。特に女子のコーラスは見事で、高い声をビブラートをかけて歌い上げる人もいて、絶対に一位になれるだろうと言われてました。

    担任の先生も、楽譜は読むことが出来たので、放課後の練習には色々とアドバイスをしてくれました。

    声変わりをした僕は、音を取る事が出来ず、毎回口パクをしてました。周りの人達が勉強もスポーツも何もかもがあまりにも優秀過ぎて、僕は常に肩身の狭い思いをしてました。

    音楽の時間になるとそれぞれのパート練習があり、いつもの様に男子はN井君がピアノで弾くメロディーに合わせて練習をしました。ただ、自由曲の「旅立ち」で、N井君は毎回一ヶ所だけ音を間違えて弾いてる事に気付きました。「成績常にトップのN井君でも楽譜の読み間違いをするのか…」と思いながら僕は楽譜を目で追い、歌うふりをしてました。

    yjimage


    二曲とも通して歌えるようになった頃、先生の提案で、前列と後列と交互に歌わされるようになりました。前列の人達が歌う時は、後列の人は目の前に座り、歌ってる時の口の開け方などを見ると言うものでした。

    ただでさえあがり症なのに、目の前で歌ってる姿をじろじろと見られる事が本当に苦痛で、毎回歌い終えると僕が立っていた床の上だけ汗で足跡がくっきりと残ってました。

    音が取れない事に加えて、この嫌がらせとも思える授業内容が、僕が大の歌嫌いとなるトラウマになってしまいました。また、口パクをしてるため周りから「ちゃんと声出してる??」と疑われるようになり、楽しいはずの音楽が、ただただ苦痛でしかなくなってしまったのでした。




    次回に続く…

    >>トップページに戻る



    クリックをお願いします☆
    にほんブログ村 音楽ブログ 音楽活動へ
    にほんブログ村

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    変声期を迎え、それまで出てた高い声が出せなくなってしまい音楽の授業で歌が全く歌えなくなってしまいました。
    変声期前は女子と全く同じ高さで歌ってたのですが、それまでの歌い方では音程が取れなくなってしまったのです。
    一オクターブ下げて歌う事にかなり抵抗があったのですが、それまでとは違う声の出し方をしなければならず、僕の出せる音域は当時は本当に狭いものでした。

    夏になり、再び文化祭の合唱の練習が始まりました。
    課題曲は、前年と同じく二年生は「少年の日はいま」になりました。








    自由曲は、当時そこそこ人気があった「旅立ち」でした。僕としては哀愁漂う杉田かおるさんオリジナルの「鳥の詩」が良かったのですが、クラスの人達はあまり好みでは無いようでした(^_-)

    そして、ピアノ伴奏者が選ばれました。課題曲は、H田さん、課題曲はY田さんと決まったのですが、Y田さんはピアノではなくエレクトーンを習ってるとのことで、自由曲、課題曲共にH田さんが演奏する事になりました。

    クラスメートは、僕がピアノを演奏出来るという事は殆ど知らず、時々一人ずつ吹かされるリコーダーが男子の中で断トツ上手い程度の事しか知りませんでした。

    パート練習の時は、男子のパートのメロディはN井君が毎回片手で弾いて練習を開始しました。

    一オクターブも出せない自分の音域に、合唱の歌の練習は苦戦してしまうのでした。

    お財布.com - 無料で手軽に貯まる魔法のお財布

    次回に続く…

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
    中学二年生生活も進み、少しずつだけど自分を出せるようになった頃、喉に違和感を感じる日が暫く続きました。

    同じ科学部のH川君と、放課後毎日漫才をして二人で誰もいない教室で大声で笑って遊んでたのですが、笑おうとすると、何故か声が出にくい状態が続きました。

    「何かここ数日喉がガラガラなんだよ。 何か喋るのも喋りにくい。何だろう??」と言う僕に「風邪じゃないの?? 帰りに浅田飴買って帰ると良いかもしれないよ」と言われ、帰りにのど飴やトローチを買って極力喉をすっきりさせる様にしました。

    しかし、喉がおかしい状態は暫く続きました。 H川君に「あ~!! 何か喋り辛い!! 何か悔しいからもうこの状態でも大声で笑ってやる~(>_<)」と、声が出にくい自分に少し腹を立ててしまい、喉を痛めるかの如く毎日大声で笑って過ごしてました。

    37702680


    ある日、一年生の時にクラスメートだったピアノ伴奏をしたH重さんと廊下ですれ違い、「あ!久しぶり。 元気しとる??」と声をかけられたので、「うん、何とか元気しとるよ」と返事をすると、凄く驚いた表情で「え~!!声が低くなってる!! え?? ちょっと、もう一言何か喋って~!!」と言われ、「何かって言われても… 何喋れば良いの??」と答えると、「やっぱり声が低い!!ちょっとここにいて!!」と慌てて教室に戻り、他の女子生徒を数人僕のところへ連れて来ました。

    その子達に「ちょっとちょっと聞いて!!鈴木の声が全く別人の声になってるの!!!」とかなりの興奮状態で言ってました。再び「何か喋って!元気~?でも何でもいいから!!」と言われ、「元気~??久しぶりじゃね♪」と口にする僕を見て、他の女子もかなり驚いた表情で「ホントじゃー!!声が低い!!何か別の人が喋ってるみたい!!気持ち悪い~(>_<)」と騒ぎ始めました。

    数日声が出にくかったのは、僕もやっと変声期を迎えたため、声が出なかったのです。

    その変声期に無理して大声を出して笑ってたせいか、声が一気に低くなってしまったのでした。

    変声期前は、とにかく声が高かったため、一気に声質が変わった事で久しぶりに会話をする人には違和感が強かったみたいです。

    恐らく、テレビアニメで長年演じてた声優さんが交替し、それまで耳に馴染んでた声とは違う声が聞こえてくるあの感覚だと思います。

    自分では声が変わった実感はあまり無かったのですが、自分には来ないと思ってた変声期を無事に迎えることが出来ました。

    お財布.com - 無料で手軽に貯まる魔法のお財布

    次回に続く…

    >>トップページに戻る



    クリックをお願いします☆
    にほんブログ村 音楽ブログ 音楽のある暮らしへ
    にほんブログ村

    このページのトップヘ