ピアノ調律師、ゼウスキのブログ

横浜市神奈川区在住、ピアノ調律師ゼウスキのブログ

    ファーストアルバム
    日高美子&Shinya
    『音の風景画』
    2019年12月24日発売予定!!

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    リストの「スペイン狂詩曲」を耳にし、楽器店で目にした「ハンガリー狂詩曲」がどんな作品なのか気になってたところ、週末に母と広島に遊びに行くことになりました。
    広島は楽器店が何店舗もあるため、安いピアノピースを探し出す楽しみがあり、1店舗ずつ楽譜探し巡りをしました。
    そして、「ハンガリー狂詩曲」の楽譜が綺麗な状態で200円で売れ残ってたお店があったので早速購入しました。
    CD屋さんに行くと、PHILIPSレーベルから当時販売されてたピアノとともだちグレード①~⑫と言う演奏難易度ごとにピアノソロ作品が収録されてるCDが販売されてました。

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    グレード⑩のCDに、「ラ・カンパネラ」、「ハンガリー狂詩曲」の2曲が収録されたCDがあったのでこれも併せて購入しました。
    演奏時間を見ると、「ラ・カンパネラ」がこれまで聴いたCDの中で最も短い演奏時間でした。

    ブックレットを見ると丁寧な解説、そして他のCDに収録されてる曲目索引などもあり値段もとても手頃な価格のCDでした。

    帰宅する車の中で、楽譜を見たり解説を読んだりとCDの演奏を聴くのが待ち遠しく楽しみでした。



    次回に続く…

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    ピアノ名曲集のCDで作曲家の名前や作品、作風等ある程度知ったある日、テレビでピアノリサイタルが放送されました。ピアニストはエフゲニー・キーシンです。作品はリスト作曲の「スペイン狂詩曲」と言うものでした。リストと言えばとにかく「ラ・カンパネラ」の超越名人芸の作品と言うイメージが焼き付いてたのですが、曲名からして何だか凄そうな作品だと思い、すぐにビデオに録画しました。
    残念ながら頭数秒間欠けてしまったのと、テープが傷んでたため綺麗に録画は出来なかったのですが、冒頭のイントロから「おぉ!!」っと来るものがありました。
    曲は勿論のこと、キーシンの指の動きがとにかくしなやかで指が何十本もあるように見えました。
    10分を越える長い作品でしたが、何度聴いても飽きず、テープがすり減るまで何度も見ました。
    「さすがプロの演奏家はこういった作品を演奏会で選曲して難なく演奏するんだ~」といつかこんな曲が弾けたら良いのになぁと言う憧れも抱きながら見ていました。

    そして、一体どんな楽譜なのかとても気になってしまうのでした。

    翌週、楽器店に行きいつものようにピアノピースを見てると、同じくリスト作曲の「ハンガリー狂詩曲第2番」の楽譜を発見しました。曲名が似てるなぁと思い、中を見ると、細かい音符の嵐で、「ドヒャ~!!」と言う驚きと、「こっちはどんな曲なのだろう??聴いてみたい!!」と言う気持ちが出てきました。


    次回に続く…

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    少しずつ曲をマスターし始め、次のレパートリーを増やそうと隣町に行った時に、楽器店に立ち寄りました。
    古くからある楽器店だったけど、人通りが少ない通りにありました。
    ピアノピースが専用のファイルにナンバー順に収められてました。
    適当に探してみると、ずっと売れずに残ってた楽譜が多数あり、150円や200円のものが殆どで、当時の販売価格の半額でした。
    その日は天気が悪く、雨が降っていたのですが、難易度高い割りに弾きやすそうなショパンの「雨だれの前奏曲」と、同じくショパンで「前奏曲第6番、7番(太田胃散のCMに使われてた曲)」を購入しました。
    帰りの車では、レンタルで借りたCDをカセットテープにダビングしたショパン名曲集を聴きながら、楽譜を追ってイメージトレーニングしました。
    早速帰宅して弾いてみましたが、「雨だれの前奏曲」は初見でもすんなりと弾くことが出来ました。前奏曲第6番はまだ聴いたことが無かった曲なので7番の方を弾きましたが、16小節の短い作品なのですぐに覚えることが出来ました。
    楽器店には他にも同じくらいの金額の楽譜が多数売れ残っていたので、次回の購入候補曲など決めて行くのが楽しみになりました。

    次回に続く…

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    「ノクターン第2番」をマスターした頃、再びCDを購入することにしました。二枚目の購入となるCDは、同じポリドールから発売されてたピアノ名曲集のCDです。色々な作曲家の作品、そして、ピアニストも多数のオムニバスのアルバムでした。
    レンタルショップで最初に借りたアルバムと殆ど収録曲が被ってるため、初めて聴く曲は2~3曲程度でした。
    早速購入して帰宅し、再生しました。1曲目は「エリーゼのために」で、この曲のみショパンアルバムの演奏者、ヴラディミール・アシュケナージの演奏でした。小曲ながらもやはりアシュケナージだなぁと言う演奏でした🎵
    2曲目からは当時名前も知らない演奏者の収録でした。
    演奏者により、やはり同じ曲でも全然違った表現が楽しく「この曲はレンタルで借りた方が良かったかな?」と聴き比べを楽しみました。
    そんな中、明らかに他の演奏者とは音が違うピアニストが登場しました。
    収録されてたのは「乙女の祈り」「ユーモレスク」「メヌエット(パデレフスキー)」の三曲のみでしたが、いずれもテンポがゆっくりで、ペダルを殆ど使わず素人っぽい感じの演奏でした。
    特に「メヌエット」は3回登場するカデンツァが突っ掛かった感じでミスタッチがあり、「あららら、下手だなぁ~」と思わず口にしてしまう演奏でした。
    演奏家の名前はジョセフ・クーパー(Joseph Cooper)、1912年生まれイギリスのピアニストです。
    このアルバムで本当に浮いた感じの存在なのですが、演奏者紹介を見ても余り詳しいことが書かれてませんでした。
    30代でプロピアニストデビューをされたらしく、ピアニストとしては遅咲きです。
    残念ながら2001年に亡くなられてしまいました、ピアノの数と同じ88歳で亡くなられたみたいです。
    ただ、何故かこのCDの中で気になる存在のピアニストとなり、一番最初にファンになったピアニストでもありました。


    次回に続く…

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    アシュケナージのショパンアルバムを購入し、「軍隊ポロネーズ」に続き、何か弾けそうな作品はないか繰り返し繰り返し聴きました。
    ショパンの作品はどれも心地よく、あれもこれもと弾きたい作品が出てきました。憧れは「木枯し」「幻想即興曲」でしたが、細かな動きを要求する作品は中々手を出すことが出来ませんでした。
    そんな中、当時テレビで「大人はわかってくれない」と言う少し風変わりな1話完結のドラマが毎週放送されてたのですが、「嘘つき」と言う回でショパンの作品が3曲BGMで使われてました。ドラマでも使われてた曲で「これなら弾けるかも??」という作品がありました。「夜想曲第2番」です。
    早速週末に楽器店に行き、またまたピアノピースを購入しました。人気のある作品のため、古い価格での楽譜は販売しておらず、当時は412円でした。「乙女の祈り」と同じく変ホ長調で書かれた作品で、早速練習を開始しました。





    次回に続く…

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    秋になり、学校では冬に行われるロードレースに向けてマラソンの時期となりました。学校帰りにいつもの寄り道をし、クラシックCD販売コーナーに行きました。それまでまじまじと見たこと無かったクラシックCDですが、種類が豊富で曲目を見てるだけでもワクワクとする自分がいました。
    その中で、ショパンピアノ名曲集、珠玉のピアノ名曲集と言うアルバムがどうしても聴いてみたくて、迷いながらもショパンのCDを初購入しました。
    レコード会社はポリドール、デッカレーベルです。演奏してるのは全てヴラディミール・アシュケナージでした。そのピアニストがどういう人物なのかも知らず、早速帰宅して再生しました。
    一曲目の子犬のワルツが、レンタルショップで借りたものと全く同じ音源でした。「あれ?この前借りたのはキングレコードで別のレコード会社なのに何故同じ音源が収録されてるのだろう??」と驚きました。また、革命のエチュードもレンタルで借りたものと全く同じ音源でしたが、他の演奏は全て初めて聴くものでした。
    音質が良いだけでなく、演奏が素人が聴いても「これは上手い!!安心して聴いてられる!この堂々とした音は別格だ」と音の違いが分かりました。
    特に気に入ったのは木枯しのエチュードと幻想即興曲、英雄ポロネーズで、何度も何度もリピートして聴きました。
    解説書には現代最高のピアニストと記載がありました。
    次の日に学校で普段クラシック音楽を聴かないクラスメートに「ねえねえ、ヴラディミール・アシュケナージって知ってる??」って聞くと、「知ってるに決まってるだろ!有名なピアニストじゃん」と言われました。
    「そんなに有名なピアニストだったのか」と中村紘子さんの次に名前を知ったピアニストとなりました。


    次回に続く…

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    「軍隊ポロネーズ」の楽譜を購入し、少しずつ譜読みが出来てきた頃、レンタルCDの返却日となりました。
    初めてCDで聴いたクラシックピアノは楽しいものでしたが、まだ自分で購入してまでは聴かないなと言う思いでした。
    返却した後、何気なしにまたクラシックCDコーナーに行くと、ショパンピアノ名曲集なるCDがありました。
    そのCDの中には、返却したCDに収録されてたものと同じ曲が数曲収録されてました。そして練習中の「軍隊ポロネーズ」も。
    演奏曲目、演奏者、そして演奏時間が記載されてましたが、軍隊ポロネーズの演奏時間を見ると、返却したCDと大幅に時間が異なってました。
    「あれ?同じ曲なのに演奏時間が全然違う。何故??」とその時初めて演奏者が変わると、同じ曲でも違った演奏が聴けると言うことに気付いたのです。
    それまで聴いてたCDは、アニメ、ゲームのサントラと言った音楽であったため、演奏者が異なり聴き比べをするようなものは無かったため、それは自分にとってはとても斬新な感覚でした。
    早速そのショパンのCDを今度はレンタルしました。レコード会社はキングレコードで演奏者は全て海外のピアニストの演奏者でした。
    今回は解説書のコピーをしたものが借りることが出来ました。最初に借りたCDは盤面に演奏曲目が印字されてたのに対し、このCDは曲目印字はなく、大きな文字でLondonと書かれてるのみでした。
    早速家に帰宅し、一曲目から再生しました。
    このCDで初めて曲目と照らし合いながら聴く作品はかなりあったのですが、殆ど「この曲だったのか!!」と言うほどCM等で馴染みのある作品ばかりでした。

    そして、最初に借りたCDと同じ曲目「軍隊ポロネーズ」「英雄ポロネーズ」「革命」「別れの曲」「子犬のワルツ」は、最初に聴いたものと全然演奏も録音の音も異なり、音が良いな~と思うものもあれば、すごく音が悪いな~と言うものも収録されてました。また、ホールの残響が心地よく残ってるものや、部屋で弾いてる様な録音まで多種多様な収録となってました。
    練習中の「軍隊ポロネーズ」は、繰り返しを省いてるため演奏時間が大幅に短くなってました。そしてとてもぼやけた感じでの録音でした。少し聞き取りにくい感じの録音でしたがペダルの使い方、テンポ、歌い方など全く違うため、同じ曲なのに別の音楽を聴いてるかのような不思議な感覚になりました。
    そんな中、「革命」が音も演奏も良く、最初のCDではあまり印象に残らなかった曲だったのに、このCDではとても耳に残るものとなりました。

    演奏者が異なると同じ曲でも別の表現になる…これを知って初めてクラシック音楽の楽しさを知ることが出来たのです。
    季節は秋になりました。


    次回に続く…

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    3曲のピアノピースを購入したものの、練習してもしっくりと来なかったり、難しすぎて全く弾けなかったりとどうも自分のものに出来る曲がありませんでした。
    下校時にまた本屋さんで楽譜を立ち読みしてたところ、「これなら難易度高い割に弾けそうだ」と思える楽譜がありました。それはショパン作曲の軍隊ポロネーズでした。

    早速また週末に駅前に行き、軍隊ポロネーズのピアノピースを購入しました。
    CDで聴いてもそこまで自分の中で「良い曲だなぁ」と思える作品ではありませんでしたが、これなら弾けそうだと言う動機で譜読みを開始しました。

    かなり多い和音が続く作品ですが、指は元々長いため(しかし広がらない)、そんなに苦戦はせずに譜読みを開始することが出来ました。

    ページは全部で六頁なのですが、よくよく見ると最後の二頁は最初の二頁と同じ、その他も同じ事の繰り返しとなっており、覚える部分が少ないため、力強い和音やオクターブが弾ければすぐに覚えることが出来る作品で、乙女の祈りに続き、暗譜そのものは早く出来て二番目にマスターした作品となりました🎵


    次回に続く…

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    三曲の楽譜を購入し、早速家で弾いてみました。「木枯しのエチュード」は最初の二小節だけは簡単なのですが、主題に入った部分は譜読みすら難しくて出来ず、ゆっくりと弾いても訳が分からなくなる感じでした。「駄目だ…この曲は鑑賞用だ」とすぐに諦めてしまい、次は「森の水車」を弾いてみました。聴いた感じそんなに難しそうではないし、難易度もBと低めなため初見でもある程度は弾けるだろうと思い弾いてみたのですが、これまた難しく、イントロを終えて水車の部分に入ると左手がとても弾きにくい動きとなってました。
    「これで初級~??猛練習しないとこれは駄目だ…」と次はチャイコフスキーの「トロイカ」の譜読みをしました。まだ数回しかCDで聴いてないこともあり、曲の感じが中々掴めず譜読みもすんなりとはいかないものでした。





    特に中間部に入ると左手に10度の和音が出てくる弾きにくい部分がありました。「これって右手で押さえちゃっても良いのかな??」と僕はその部分は勝手に右手の助けを借りて弾くように練習しました。
    全体的にあまりしっくりとは来ない作品ですが、三曲の中ではこの「トロイカ」だけ何度も何度も最初から繰り返し練習が出来る作品でした🎵


    次回に続く…

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    クラシックのCDをレンタルし、毎日のようにレンタル中は聴いて楽しんでました。「ラ・カンパネラ」「木枯しのエチュード」が本当にかっこよくてこの二曲を殆どリピート再生してました。
    ピアノピースの難易度を見ると一番難しいFの記載でした。
    それでも一体譜面はどんな風になってるのかがとても気になりました。
    そこで、他の曲で難易度B(初級上)~D(中級上)の表記で弾けそうな曲があれば、その曲と一緒に楽譜を購入することにしました🎵

    週末再び楽器店に行きました。ピアノピースコーナーに行き、早速「木枯しのエチュード」の楽譜を見てみました。
    音符を見ただけでも木枯しの木の葉が飛び回るような楽譜でした。「こんなの弾けないな…」と思いつつもコレクションとして購入することにしました🎵その他、「森の水車(難易度B)」と「トロイカ(難易度D)」の計三冊を購入することにしました。値段を見ると400円のはずのものが、何故か「森の水車」のみ300円でした。この時は値段の違いは特に気にしなかったのですが、実はこの後ピアノピースの値段の事で大きな発見が待ち構えていました。



    次回に続く…

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